小説『容疑者Xの献身』

Wiki

映画をみて原作を読んでいたつもりで本棚を見てないことに気付き、改めて読んでみた。

映画の堤真一と松雪泰子がチラつくというより全てのキャラクターがそれぞれの台詞を言っているかのような感覚で読み進めたのは良かったのかどうなのか。そのような読み方でも映画は良く描かれていた、と感じた。東野圭吾作品は、緻密さが論理や技術的な部分だけでなく、登場人物のちょっとした仕草も繊細に描かれていて、それが過ぎると気になるものだと思うのだけれど、丁度いいところに丁度いい具合に散りばめられている、そんなところが魅力なのだと感じた。ラスト、凄まじいシーンが映画でもすごく良く描かれていて、小説を読むとまたそのシーンが頭の中で繰り返された。

小説『容疑者Xの献身』

小説『株価暴落』

池井戸潤の小説をKindleで。

すっかりJALの話と思い込んで購入したが、イカロスの方が余程JALっぽいではないか。この話は銀行のお話だった。

が、事件と複雑に絡ませてあって従来の作品とは違う読み応えがあり、並行して読んでいた東野圭吾作品と似た雰囲気さえ感じた。

爽快と言う感じではないものの、正義は勝つ、と言うストーリーは気持ちが良い。仕事頑張らないと、と思った。

小説『株価暴落』

小説『疾風ロンド』

東野圭吾のいきなり文庫化されたとかいう触れ込みの小説。

舞台はスキー場。

視点が変わる毎に描写もキチンと書き分けられており、また男女のやり取りも同様にきめ細やかな描写となっている。

今気付いたが、彼の作品で人がしななかったのは初めてではないだろうか?少なくとも今まで読んできた作品では必ず人が死んでいたように思う。あ、違うひとり交通事故で亡くなってるか。でも殺人ではないし事件ではあるけれど警察が絡んでない。その辺り、新鮮ではある。

また、なんとはなくなのだが伊坂幸太郎の作風に似たタッチがいつもと違う感覚を覚えさせるのでは、と感じた。

小説『疾風ロンド』