見送ろう、と思っていて放送は見逃したけどグルドンで絶賛していたのでつい。
10. 小川は自分の時代に戻るとそこにある違和感に苛まれ、やがて地獄の小川は卒業、仏の小川へと。そして強制参加の教員飲み会で正論ぶちかまし浮いてしまう。サカエも昭和の風に当てられたせいか現代の不寛容さにキレ気味で、二人は寛容をテーマに歌い踊りだす。不登校だった友達はキヨシのお陰で現代で大成功していて、現代に戻ったキヨシと会うと井上のタイムマシン事業に力を貸してくれ未来でタイムトンネルを開発し、小野武彦の姿で現代、いや1986年に戻ってくる。そして好きな時代へ行ける、と告げられた小川はその穴へと。最後のタイムトラベルで学生が乗り込んで隠れてたときは全く誰か分からなかったけど、あの二人がCreepy Nutsだったとは。そして1986年の未来ある若者たちに彼らの未来でしかない演奏を楽しませる、あのシーンは最高だった!小野武彦の前歯がなかったのは気になったが、そもそも入れ歯?いや俳優だしインプラントくらいするよね?となると特殊メイクか。ナギサの緑のドレスが印象的で、ミュージカルシーンの仲里依紗の一人特徴ありまくりの歌い方も良かった。最後もキョンキョンのポスターでてきたし、8,9と段々マンネリ化してきた感もあったような気がしたけど、一気に盛り上がって終了。サイコーでした。
9. 前回に引き続き、ちょっと食傷気味になってきた。現代を批判的に描き過ぎてあるあるから行き過ぎな部分だけがクローズアップされている感。昭和は良かったか、に対する疑問も残る。悪くはなかったけどね。次回最終回、持ち返すことができるのか?期待。
8. 昔のシーンでキョンキョンの上半身が映らず、現代では普通に座ってて且つ普通におばさんっぽいの、おもろ過ぎた。そして彦摩呂何役?って思いながら流れでみてたらムッチの息子が親父です、ってオイ!と思った瞬間に秋津睦実(50代)って似ても似つかんやろ!一回の不倫で3年経っても復帰できないサラリーマンアナウンサー、誰のことかは知らないけどあまりにリアル過ぎる。そしてそれに物言えずにはいられない市郎、ただの昔の熱血教師ではない感が増してだんだん良くなってきてる。後二話か三話くらい?サカエさんとドンズバとの結末も気になるし見逃せないな。書き忘れた、あの男女七人、パティオって確かに聞いたことあったけど、何あの空々しい感じ、と思ったけど、俳優こそ違えど台詞の調子はまんま当時のものだったりして。それにしても17年前の不倫、しかも当人同士を読んでの反省を求める会、あれはやりすぎだろ、と誰もが感じるわけで、でもそれを世間では普通にやってるのが今の世の中。ってことが言いたいのかな。
7. 段々切ない感じになってきてるけど面白さを弱らせないで維持して欲しい、と思うのは俺だけだろうか。盛り上がりすぎるドラマにありがちな不満、なのかも知れない。純子が昭和に行っていろんなところをまわって楽しんで美容師と仲良くなってデートして、自由にさせているのは市郎の優しさなのか。市郎自身はドラマの脚本が書けないオワコン脚本家のフォローに忙しく、サカエさんは教員に惚れられてしまう。ドンズバって初めて聞いたな。当たり前だけど、女の人も顔から入ってしまったりするわけですな。サカエさんは踏みとどまってるけど。
6. ここまで来てこのドラマのタイトルを書き間違えてたことに気付いた。なんなら友達にも不謹慎みてる?って聞いて赤っ恥かいた。そして松村雄基本人登場!ウイカと里依紗の掛け合いはテンポこそ良かったけど良過ぎて空々しい、という贅沢な感想を持ってしまった。自分の時代に戻った市郎が純子に久しぶりに会って感極まってるとことかその夜サカエさんと酒飲みながらその悩みを語る様子とか、たまらず歯を食いしばって見てしまった。キヨシが引きこもりの子をサポートしようとするとことかムッチ先輩のこととかまだまだ何かあるに違いないネタも沢山あってどう結末持ってくのかも楽しみなドラマ、である。
5. 大爆笑が続きまくり、と思ってみていたらいきなり阪神淡路大震災ネタが。そしてそれは一話で既に既成事実となっていた事を。これは伏線とは言わないレベル。でもなるほどね。渚が自分の孫と分かった瞬間純子は亡くなっている、と言う事を知ってた、と言うのは切ないね。更に自分は?ともなる筈だが、それは誰も何も触れていない。なんなら渚も気付いてる筈。次回予告にはそれらしいものは見当たらなかったけど、何かまだあるな。今回のミュージカルは歌う人が二人でしかも両方ともちと厳しそうな感じで、でも内容的に切なくなる話なのでそれもいいか、と。古田新太は良い声だ、とは思ったけど。
4. またまた大爆笑。最初ほんの少し違和感、と思っていたミュージカルが今となっては待ち遠しくなるほど。それにしても俺の愚か者がギンギラギンにならない〜、は名言である。多分、官九郎自身が現代に思うちょっとした違和感をテーマに語り尽くすと言うか描き尽くすからこそ面白いんだろうな。既読スルーの話も、インティマシーコーディネーターの話も。それにしても今回は純子がやけに可愛く見えた。カラオケのシーンも良かった。いやあ、最高!
3. ちょっとマンネリ、とか思った私がバカでした。あのクイーンを意識したと思われるミュージカル最高!吉田羊も歌ってたしサダヲのピアノ弾きながらのアクションも完璧にハマってた。チョメチョメしちゃうぞ、がかなりの回数連呼される回だったが、なんかいやらしくない感じもしてくるから不思議なもんだ。娘が父親に言う事じゃないけど。あの最後のキスシーンで電撃が走るのはきっとこの話の大きな転換点、なのだろう。どんな持ってき方するのか楽しみ。ブラッシュアップ的なノリだな、あらためてみると。
2. 2話でようやく磯村勇斗が二役、しかも同姓であることに気付いた。今回も良かった。昭和の熱血漢が現代に疑問を投げかけるスタイルは誰しもが感じる時代の矛盾を訴えるにはとても良いやり方なのかもしれない。正論夫はあの鎌倉殿でかわいそうな役やってた人だ。正論過ぎて中身も何も無い彼に対して地獄の小川は君のしたいことが僕にできる全てだ、的な台詞を投げて実行するその姿は学ぶものがある。ふざけた感じのミュージカルスタイルも、普通の会話がはさまることで割とありな感じになってきたから不思議。続きも楽しみ。
1. うんこれはみるべき。これは面白い、当時からアウトやろ、とは思っていたけどこうやって映像にするとまあ凄いね。しかもほぼ実話。でもその時代の良さがあったのは事実。そしてその、現代を揶揄するだけには収まらず現代人もその問題点を主張し、なんならそれをミュージカルで表現する、あたりはよくわからなくなってしまったけどでもそれでもあり。これは続きが楽しみでならない。