映画『BLUE GIANT』

本家

グルドンおすすめ。109シネマズグランベリーパークにて。SAION上映。

いやあ、何が良い、って音が良かった。予告編でアニメの音が正直酷いのがあって心配してたけど杞憂。もうそれだけで感動。演奏シーンがCG使われててどうこう、って意見もみたけど、演奏シーンを盛り上げて高めまくるための演出としてこれ以上ないと言ってもいいのでは。そして大の真っ直ぐ過ぎるJAZZ愛もさることながら、やはり沢辺雪祈のゲストピアニストとして海外アーティストと共演した時のソロで盛り上がりまくった後So Blueへの出演が決まっていたのにその出演前日にバイト中の事故、しかも居眠り運転の車に突っ込まれて。あの明日を楽しみにしている様子があまりに気持ち良さそうでこりゃなんかあるな、と予想はしていたけど、あんな酷い、気が付いて目線をやると手があらぬ方向に曲がっている状態はつら過ぎた。Take Twoの元ジャズボーカリストっぽいママも素敵で、あんな若者に練習の場を提供するなんて、現実あり得ないでしょ、とか思ったけど良いものは良い、それを直接言葉にはしてなさそうだけど背中で語るシーンとか最高。原作読まねば。やはり上原ひろみが音楽やってるだけあって、もうとにかく最高。玉田も青春そのもので、少しずつ成長するさまがリアルに感じた。

映画『BLUE GIANT』