ドラマ『何曜日に生まれたの』

テレビ朝日

野島伸司ときくとそりゃ見るよな、と。

  1. バスストップって曲、ビートルズかと思ってた。違うっぽい。一話の終わり、物語の始まりがバス停、って言うのは、途中何度か出てきたバスの使い方も含め、作者のこだわりを感じる。描き方とかにこだわりがあるように思ってしまっててどうしてもそう言う見方にはなってしまうけど、それは監督とか何もかもが違っているから、期待せずでも話は期待しながら今後をみていきたい。
  2. バイクの彼は死んでなかったのか。でも当時の彼は酷いあたりようでそれが原因でこもりびとになったっぽいし。それでも好きでいて、同窓会の誘いをみて会いたくなったとか、実際会ってときめいたりとか、で、実はそうまでして再開したのに相手は結婚してるとか、その結婚相手が親友だったとか、更にはバイク事故自体も何かしら怪しかったりしそうな雰囲気。こうなってくると色々身構えてしまうけど、期待して待とう。
  3. 段々笑ってしまうシーンが増えて、さすがに昔とは違う感性、のような感じも。それにしても盗撮のライブ中継とか、結構ギリギリを攻めているところが憎めない。それにしてもあの高校生時代の瑞貴は老け過ぎ。冷静になってみていると、やはり主人公すいの儚いような、柔いような、繊細な、よわそで強そうな感じ、野島伸司性を感じられてみていて安心感はある。にしても放送みてるとCMが誰どの年齢層をターゲットにしているのか不明になってくる。TVerでみるか録画でスキップかどちらかにして話に集中したくなる。
  4. 書き忘れてて
  5. 5話をみてしまったのでそちらを優先。溝端淳平はハマり役だな。飯豊まりえもこの役にピッタリな俳優。ムムムと好き避け、それに何生ま、とキーワードを象徴的に使うのは日本のドラマっぽさ全開だけど、登場人物の繊細な表情やら動きやらは丁寧に描かれていて、このストーリーに衝撃展開は要らない気がするけど、それでも次週は衝撃らしい。
  6. 本当の海で割と色々進んだ。いやかなり。それと同時にアガサの存在が実在することも。フィギュアのアガサが頭に包帯巻いてるのも気になるし。いやそれにしても、親友が男を返す、だと?既に親友でもなんでもねーだろ、高校の時点で、と思ったのは視聴者皆のはず。雨宮がゲイだと言うのは割と最初から感じていたことだが、それをなんとなく感じさせるような演出がそこここにあっま、と言うことなのだろうか。強く印象付けることなく、それとなく。そこが一番凄い。早見あかりが目の保養役やらされてるのも凄い。胸元まえからみせてたの、か?
  7. またムム、が出た。盗聴ばれる。それにしてもいりくんだ設定で、らしさに溢れていて良い。サブキャラだしその不倫とかちゃんとみてなかったけど、確かにおかしいもんね、金目当てだなんて。子供か。そう言う事は婚前に確認しないといけない、と教えてもらう場がないもんな。親がすべき事か。で、予告でオレンジのウィッグ出てきてたけどコレは更なる激しい展開が予想されるな。
  8. えーーー、次で終わりかよ。予告で出てきてた通り、すいはウィッグをつけてアガサつまり蕾に会いに行ったけど、それは二度目で一度目はうまくいかなかった。で、高校の同級生達に背中を押され、自分が公文を好きになってその彼のためにならと妹をこもりびとから卒業させるべく頑張り、公文は何故か嫌がっていたサイン会に出るとファンに刺されてしまう。しななさそうだけど、ここから最後まで一気か。どんなエンディングなのだろう。
  9. 良かった〜。絶対すいと公文はくっつくべきだ、と思いながら最終回にして諦めてて、本当の海でのプロポーズでトドメを刺されるもその前からすいの独白で画面と少し違うストーリーが展開されてて、最後にやられた。アガサではなくつぼみの前にもその後も現れてたとか、それがつぼみのためであり且つ公文のためだったなんて納得行きすぎる。むしろ10年前の恋がそんなにスムーズに回復する事こそ違和感で、おかしかったと言う事にひっかかりこそすれそこから先へいけなかった俺の思考はエンタメ楽しむには最高の素直さだ。良かった。

ドラマ『何曜日に生まれたの』

ドラマ『岸辺露伴は動かない』

NHK

ずっと前にグルドンで話題になって、その時はとらずにでも再放送があると聞きとって、続きも終わったこのタイミングでようやく。

  1. 富豪村と言うサブタイトルを忘れていたけど、そう言うことか。1話完結っぽいな。いきなり顔が割れて本のページのようになるのにはビビったが、それ以外SFっぽさはほぼない。いやマナー違反の罰はSFそのものか。まあ続きに興味は出てきたな。
  2. くしゃがら、って言葉の意味が気になったら最後、と言うお話だった。なかなか面白かった。森山未來が志士十五と言う漫画家として登場、相当キャラが強かったがそれも面白さに一役買ってる。あの、くしゃがらの袋とじの気持ち悪さ、そしてそれに動揺する露伴、実に良かった。実際には違う言葉だそうだが、語感としてくしゃがらが良い気がする。
  3. サブタイトルはD.N.A.、なるほど。あの女の子の父親の臓器が太郎の身体に提供されてそれを感じたあの子が呼応した、ってまんまSFではあるな。で、あっさりと京香はふられてしまう、と。京香、つまりまりえの服装は毎度気になるレベルの派手と言うか独特のファッションだったが、それは原作に寄せてるからなのか?他の作品にはないまりえの可愛さ、と言うか良さが滲み出ていて好感触。
  4. どこかでみたよなあ、と記憶を辿って、あぁ、敬三じゃん!となった。彼、あんなに鍛えてたんだ。笠松将、名前地味だな。その彼があるタイミングで何かに取り憑かれたようになり、露伴に走りでの勝負を挑んでくる。ただならぬ気配を察しそこで受けてしまうのが露伴。ヘブンズドアは元の通り顔を読むタイプに戻っていた。3回のヤツは特別だったのかな?飛び出す絵本だったし。で、どうやら今回は続いていくっぽい。なぜなら六壁坂ってタイトルが後の話についてるから。
  5. 市川猿之助、顔がどうにもだったのだがこの作品でそれが活きた素晴らしい演技を見せてもらえた。高橋一生の背中にへばりついて絡みまくるその迫力、彼ならであろう。それにしてもヘブンズドア、便利過ぎる。妖怪までも手玉にとれてしまうとは。
  6. そしてついに六壁坂へ。内田理央ってあの人だったのか。知ってるような知らないような。離れに住むお嬢様と庭師の恋、ってありそうでなさそうでありそう?所詮は男と女、と考えればアリなのか。とにかく境が開いた事で三人が妖怪に憑かれてしまった、そのそれぞれと絡んでしまう漫画家露伴。奇怪以外のなにものでもないが、割と楽しめた。飯豊まりえの泉京香が一人独自の雰囲気を出していてそれが良いのか?そしてこれは続くらしい。
  7. 2022/12/30追記。録画しそこねたけどNHKプラスがあるので今のうちに。コロナ禍で露伴も苦しんでいる。バキンという犬の散歩、犬が抱かれた状態のままの散歩はかなり気になるが、で、辻をいつもと違う方へ行ってしまったがために藪箱法師にやられてしまう。鏡に映った人の陰の部分として3ヶ月過ごされてしまうので本人は全く知らない3ヶ月が発生する。露伴が描く漫画のキャラクター、ホットサマーマーサがミッキーに酷似していることに対し泉がダメ出しをしたあと、藪箱法師、つまり露伴の陰は丸を四つにした、そのことに露伴はショックを受ける。イブというファンからモンスター化したような女と暮らしたり、更に神社の神主に対処法を教えてもらうもしくじり更に3ヶ月経ってしまい、イブは妊娠、泉は毒殺されかかる。それをももとに戻せる藪箱法師はある意味凄い。それらが戻ったのにホットサマーマーサがまる4つなのは、戻せた時間が3ヶ月だけだったから?いや妊娠のことを考えると一度目もリセットしないといけないのでやはり露伴の陰はそういう陽が否定する部分を抱えている、ということなのか。ヘブンズドアは気持ち悪かったけど、今話は蛇や爬虫類の類が出てきたり、それらがバキンに食い殺されバラバラになってるシーンもあってかなりグロかったな。
  8. 丸三つのネタはまだ続く。じゃんけん少年あらわる。彼は3月3日生まれで3人家族で3が好き。じゃんけんも好き。で、大好きな漫画で丸四つのホットサマーマーサに不服を申し立てに作家の元へやってきて、じゃんけんを挑む。で、ただものではないらしく、ヘブンズドアで露伴が命じたことを曲げてしまう。辻神と言うらしい。でもその辻神にもじゃんけんで勝利してしまう露伴。なんだかよく分からないが摩訶不思議な感じは全編通してそうなのでよしとするか。え、9話はないの?
ドラマ『岸辺露伴は動かない』