ドラマ『エンディングカット』

本家

いつもと、いや最近役者としての演技を見た覚えがないのでそのいつもが成長と共に変わった部分もあったのかもしれないけど、芦田愛菜の凄まじい演技に惹き込まれた。特に、病床の母をみる無表情とか、死んでしまった母親に涙ながらに話しかけ続けるところとか、とにかく凄かった。広末涼子も台詞がないところでのはにかんだ表情とかとても良かった。佐藤隆太は涙がでなさそうな俳優だが、やはり出していなかった。美容室の店名である温かい手は彼の手がお似合いと言うか相応しい、もうそれだけで選ばれたのでは、とさえ思う。ストーリーはこれまで聞いた事のなかったエンディングカットと言う言葉の意味を考えさせられた良いものだったと思う。最初聞いた時なんでも商売につなげてるな感も強かったけど、きっと実際にそう言う要望が多かったたのだろう、とも思える。絵作りもこだわりを感じられる良い作品。

ドラマ『エンディングカット』

ドラマ『おかえりモネ』 101-

1‐20 21-40 41-60 61−80 81−100

第21週

101. 未知は東京の大学からのお誘い、お母さんは民宿、お父さんは先代は単身赴任、おじいちゃんは牡蠣棚の縮小。もうラストも近いのだろうから羽ばたく形で終わらせる?

102. 迷い込んだ、訳ではないだろうけどやってきた中学生、綺麗事とかハッキリ言っててビビる。そして未知。りょうちんのことと東京行きとでぐちゃぐちゃになってる。どうなるのだろう。

103. おじいちゃん、お母さん、未知、お父さん、それぞれに思い悩んでる。未知がぐちゃぐちゃ、って言ったので少し驚いた。こんなに仲良い家族でも、だからこそって言うのもあるだろうけど、思いはそれぞれ、なんだなと。

104. また来た中学生、震災で引っ越しする前はお母さんの生徒だった。で、先生に会いたい、と言うことでその子を連れて自宅へ。再会を楽しんでいたかに見えたが、その夜母親は自分が震災当時教え子を置いて我が子に会いに行こうとしていた、とモネに告白。重い。

105. お母さんの告白は改めて家族の前で。仕事を辞めたのはおばあちゃんのせいではない、と言うことを6年経ってやっと言えた、と。ファンタスティックなおばあちゃんに会いたくなったおじいちゃん。とても良い。あの中学生はまたモネを訪れたが実は会いたかったのは先生。その中学生と一緒に勉強している様子を見て、お父さんは塾でも始めてみては、と。BGMも良いなあ。

第22週

106. りょうちんは船のことで精一杯、未知はりょうちんとの距離を詰められず。菅波先生は年明け案件をこなしに島へ来ると。今週はまた色々とありそうだな。

107. モネも未知も悩み多き年頃。悪くなるだけの予報はいらない、まさにその通りだけど、要らないではなくうまく利用すべきではあるんだよね。言い方の問題か。それにしても菅波先生の電話を取らないなんて不穏しかない。

108. マグロ漁から戻ったりょうちんと話す、と未知。モネは手探り状態の中海が大荒れになるという予報を漁協にしつこく訴える。これってりょうちんの身に危険が?それとももう少しでとれそうだったマグロが獲れなくなる?と嫌なことしか思い浮かばない。

109. 嵐は無事乗り切った、と思っていたらりょうちんの乗る船が取り残されてると。モネは会社の人達を頼ってなんとか打開策がないかと相談、その場所に留まる選択を船に直接連絡。未知は思いを伝えきれてないことを後悔。浅岡さんとも相談するが、祈ることしかできないと言う経験はこれまで何度もしてきている、これ以上できることはないと。どうなるのー、と思っていたら船からの一報が。


110. りょうちんの船は無事戻った。未知とりょうちんで話をするもこれまでと変わらず、お互い離れてく、ところをモネが間に入って引き留め、なんとか二人の心は打ち解けあったように見える。これは来週以降どう進展していくのか。

第23週

111. お父さんが突然家の仕事を継ぐと。そりゃ受け入れられんわな。簡単に言い出すことではないし引っ込みもつかないだろうしどーなるのか。モネとシンジさんの会話、言葉少なででも想いが伝わってきて、凄かった。こう言うのが本物の印だな。

112. シンジさんはりょうちんの嵐で戻れなくなった時にミナミさんがあちら側にいるんだ、と自覚したと。このシーンは感動しかない。幼馴染に金の相談に来てこう話せる、と言う関係性も素晴らしい。

113. シンジさんは船に乗らないと言う。ミナミが待っていない船には乗れないと。今までのように言い争うのではなく、気持ちを、心を伝えようとするシンジにりょうちんも納得。昨日のあさイチでも言っていたように、毎日が重く大切なこの2週間、ラストに向けて観る方も心を決めていかないと。

114. シンジさんが帰っていって、今度は永浦家。再度龍巳じいさんと耕治さんで話合い、永浦水産を終わらせてはいけないと言う強い主張にじいさんは折れ、耕治さんは銀行を辞めて漁師になる事に。みんな、好きなことをやれるのが一番。未知、モネはどう締めくくるのだろう。

115. りょうちんと話し込んでるところへ菅波先生登場。19対5、は一緒にいた時間、かなあ。来週で終わりと言うことで怒涛の感動ラッシュが期待される。

第24週

116. タイトルにも最終週と入り、何故か緊張する感じ。でも、nasneからの転送で観ている画質にも関わらず、映像が悉く温かく穏やかで光の感じがとても優しいのが印象的。この人達みんな死んじゃうのか、ってくらい。この穏やかさが良いんだけど、もしかするとメリハリのなさ、とか違う風に受け取られてしまったのかな。 りょうちんの嵐の中での想いでまた泣いたし。

117. 感動の連続でそれがしかも温かい。大事な人が幸せになる、それがいかに嬉しいことか。なるほど。で、コロナがこの後数回のドラマでさらに展開を変えていくのか、どうなのか。

118. 未知が大学へは行かないと。その理由がずっと分からなかったけど、震災の時おばあちゃんを置いて逃げてしまった、そのことにあるんだと。誰も責められないし未知も全く悪くない。おばあちゃんもその後逃げたわけだし。でも、未知は自分が許せない。このテーマをこのタイミングで持ってくるかー。おさまるのか?

119. 昨日の懸念は今日のモネの一言で未知が救われ、上手く収まった。実際、一言であってもそれまでの経緯とか経験とかで大きく変わることがあると言う事を示してくれた素晴らしいシーン。あとはモネ本人がどう解き放たれるか。それが最終回で決着するのかな。

120. おかえり、モネ。それに尽きるな。よかった。本当に良かった。

ドラマ『おかえりモネ』 101-

ドラマ『おかえりモネ』 81-

1‐20 21-40 41-60 61−80

第17週

81. 二人の関係はゆっくりゆっくり固まっていく。神野さんで視聴率が落ちていると言う評価が出て、皆に励まされるも本人は私に何が足りないの?と涙顔。この、涙を堪える姿がこの女優の表現力の豊かさを示していると思った。正直このドラマに出るまでは見かけたとしてもあまり気にかけてなかったような気がするけど、ここでは一番、かもしれない。

82. 社内プレゼン大会で野坂さんがモネに無茶振り。それを上手くやりこなすモネ。内田くんは初回でいきなり採用され、その様子をみて説得力のなんたるかを掴んだマリアンヌ。で、その後二人のシーンになるが、いきなり合鍵とは大胆な。もうそう言う関係に発展しているのか。朝ドラだしその辺りはぼやかす?

83. のっけから朝岡さんの含みのある高村さんとの会話。朝ご飯中に既にラストを見ていたのでなるほど、と思ったけど1話の中に詰め込んでくるのは朝ドラとしては新鮮。まさか内田くんがすーちゃんと付き合ってるなんて、ではなくキャスターやるなんて、の方。モネの心情も微妙に揺れ動く様が上手く描かれていて素敵。宇多川さんも少しずつ事情が明らかに。もちろんストーリーにも絡んでくるはずで期待しかない。

84. 今日は今田美桜スペシャルデーか。あの涙は素晴らしく、また、風呂上がりの表情の柔らかさも素敵。服の色のせいか、その風呂上がりでは若干ふくよかに見えたのは気のせいか。そして最後に相変わらずのあけすけな話し方に傍で聞いていたナツさんのツッコミ。何かあるのだろうか。

85. ナツさん曰く、傷ついて良い人なんかいない、と。宇多川さんのことを指しているのだろう。とても優しく厳しい良い表情だった。それを聞いて、立場環境の違う人のことも考えることにした神野さん、これがまたたまらない表情。表情だけでこんなに気持ちよくなれるんだ、そう言う二人の演技は素晴らしかった。で、菅波先生とモネ、こちらも徐々に徐々に間隔が詰まっていく感じがもどかしいけどとても良い。

第18週

86. 3年経過しても二人の仲は進展なく、でも電話で意思伝達ができるようにはなったらしい。鮫島さんはパラリンピックに出場できることが決まり、朝岡さんは相変わらず新事業のアイデアを次から次へと。そんな中モネも。終わってからの今日の一枚、富士山の頂上付近に合わせる形で雲の中に目のような穴が。あんなことあるのか。

87.モネの新事業提案は全国各地にウェザーエキスパート社員を配置して気象のオーダーメイドを目指す、と言う壮大なもの。まずビジネスとして成り立たないだろ、と思ってしまう俺は事業展開には向かないのかも。で、君は地元に帰るの?って質問で答えに窮してしまう。図星?先生の近くにいたいのか、とも思うが、登米ではないわけで。神野さんは仙台でニュースのメインキャスターの話をふられ、喜んで!と応じる。となると気象キャスターは?実家では母親の民宿再開の提案を父親が否定すると言うこれまたややこしそうな話。描きたいのは日常にもさまざまなドラマが転がってる、そう言う感じなのかな。いやいや、非日常しかみえないけど。とツッコミたくなる。

88. 超大型台風によるかつてない規模の災害、って確かに2年くらい前にあったかも知れない。と言うか思い出せない。台風は実際の被害が起きる前にある程度猶予をもって予測備えが出来るのでだからこそ気象に携わる人々は被害を極小化したいと願うものの、程度が分からない受け取り側は備え辛い。でも、ここ数年で日本各地での被害が後をたたない状況から今はある程度備えができるようになってるのではと思われ、ある意味そのきっかけになった災害なのかもしれない。ってな事をみながら思った。

89. 台風は過ぎ去り一息ついているところでそれがもたらした雨が河川に集中し時間差で氾濫被害をもたらす、これも実際に起こった事なのかな。昔からの地域の言い伝えや視聴者からの投稿を根拠にそのまま報道するのは確かにマズそうだが、ではどうやってその危険予知を事実として報道するのか。明日何かあるのかな。

90. 番場川氾濫の危機を伝えようと高村さんがキャスターに。本当に美しかった。良い。高岡早紀も大人の女性の魅力に溢れる人なんだなと再認識。一方朝岡さんはライブ配信を独自で。このキャラの飛び抜け方も半端ない。そんな中も根の実家付近に竜巻が。不安しかない。

第19週

91. やっぱりプロポーズしちゃったよ。思い出のコインランドリーになってしまうのか。しかもその反応を確認する前に話は横に逸れちゃってるし。竜巻が牡蠣棚を流した、と言うことがすーちゃん経由で伝わってきて、それは確かに気になり過ぎるし。

92. 菅波先生に背中を押され、亀島に戻ったモネの眼の前では賑やかに片付けをする家族とそれを手伝う島の人々が。そこで帰ってきたと言いづらくなってしまったけどなんのために帰ってきたのと自分を鼓舞し踏み出した一歩。何かが変わったのかもしれない。菅波先生も心の傷となったホルン奏者の人と偶然会って当時を振り返り、こちらも癒えたところはあったのだろう。

93. 帰り着くとすっかり落ち着いている様子を見て涙が溢れたモネ。その後、ミツオが酒の勢いか断髪を始める。父親を継いで住職になると。そろそろおかえり、なのかな。未知に帰ってきていいか、と聞くなんて。

94. 未知とも打ち解け、東京に戻ったモネ。菅波先生とともに待ち受けたのはホルン奏者だった宮田さん。またホルンを吹き出したという。プロには戻れなくとも子供にせがまれて吹いてみたら良かったと。これで先生も救われるのかな。

95. 宮田さんの演奏を聴き、音楽で過去の記憶を思い浮かべ、島に帰る決意をした。結婚は保留。でも二人には心配いらない、ように見えて何かありそうだけど朝ドラだしなあ。会社に所属したまま島での予報士業務を続けたい、なんて凄い発想だけど、それを胸を熱くしながら受け入れる社長も良い。

第20週

96.

97. 地元での職探し、と言うか仕事探し、まずはつてをつかって市役所勤めの幼なじみの紹介でコミュニティFMに辿り着く。東京でテレビに出てた気象予報士がラジオで番組やる、それだけで話題になりそうなのに、語り口調も完璧で聴きたくなる。

98. コミュニティFMで詳しすぎる天気予報。バランスは取らなきゃ。そしてりょうちんにきれいごとと言われる。その意味が分からないけど、言いたいことは分かる。なんか違和感あるんだよね。結婚まで保留にしての実家暮らし。

99. 漁協の組合長とのからみはモネらしさが全開となってりょうちんに言われた事もダメージこそあれど耐えてる感じか。山口紗弥加の名前が出てきたので今更?と思ったけど、何かまた節目と言うかイベントと言うかがあるのかな?それにしてもびっくりするほど田舎者にみえて、あの目元はなんか加工してるのでは?と思った。ただの老化?とは思えない。

100. モネの粘りが通じ、秋祭りは延期に、そしてアワビの開口もバッチリ的中、当日昼からの風も予報通り。こんなこともあれば外れて責められることもあるんだろうな、とドキドキしながら見てた。予報士の仕事は難しそうだとは思っていたけど、実際関わっている人たちはどんな風に感じてるのだろう。

ドラマ『おかえりモネ』 81-

ドラマ『おかえりモネ』 61-

1‐20 21-40 41-60

第13週

61. 菅波先生には断られた医療サポートは中村先生に改めて依頼が行き、結局働きすぎの菅波先生は休暇を取ると言う形でサポートに回されてしまっている。モネと菅波先生の関係性にとっては好都合であるが、休みの日に別の仕事ってどうなの?と言う感はある。でも二人のぎこちない関係は見ていてほのぼのとして良い。

62. 鮫島さんの体にはアイスなんちゃらが効くと言う事が判明。そうやって二人の仲は仕事では近づいていくも、プライベートはさっぱり。誕生日会にも来れない菅波先生だが、モネは前に中学生向け理科の教科書?を誕生日プレゼントとしてもらった事を思い出す。内田くんが元モデルとか言うネタもぶち込まれてて、相変わらず濃縮された感。

63. 鮫島さんのタイムの伸び悩みに、モネがアドバイスするもそんな精神論要らん、と怒鳴られる。激しい演技の中に静かな態度も織り交ぜるこの菅原小春って人、凄い。そして登米の婆さん役の夏木マリも凄い。皆、何かしら悩みを抱えている、それが静かに描かれていて連続テレビ小説というスタイルの良さを垣間見た。

64. チーム鮫島の総意としてプランB、風をきって進め、が提案される。当日の記録会の様子は本物と変わらないんじゃないかというくらい気迫あふれる走りで、ほんと菅原小春って人の魅力が全開となっていた。そして後半、風が本当にふきだすと… ちょっと気になったのは、競り合っている時に風を味方につける話はわかるのだが、記録会という自分との闘いでラップが落ちてきている時に向かい風はプラスになるのだろうか?と言うマリアンヌの素朴な疑問は解決されていないな、と言う事。野暮すぎ?

65. 鮫島さんは記録会をクリア、強化認定を得ることができた。モネはその後の菅波先生との会話で昔あった出来事を聞く。その話は、確かに患者の人生を奪ったと言うに等しい内容だった。そこで医者を辞めてもおかしくない程に。それでも続けているからには、その出来事で挫けることなく前へ進む意思があったからなのだろうか。迫真。

第14週

66. 冒頭先週からの続きがその空気のままにあって、観る側は構えていなかったのでいきなり涙腺に刺激が。それくらい白身に迫る演技だった。朝岡さんはキャスターを辞めスポーツ気象に専念する、と。それと石ノ森章太郎氏の雨の絵と岩手の一地域に発生した土石流、何か関係がありそう。中継キャスターに抜擢されたモネが両親ではなくさやかさんにその件を相談し、さやかさんが朝岡さんのことで含みを持たせたのも関係しそう。

67. お蕎麦屋さんくらい普通にいけよ、と言うすーちゃんのセリフは良かった。で、そのお蕎麦屋さんでも朝岡さんの話をしていたらしく、それは確かにモネが地元を離れた事とも深く関係するので一番相談したかった件だとは思うが、正論をいう菅波先生の言葉にでも、と思いを巡らせるモネの方に手を差し伸べようと逡巡して細やかな演出だな、と思っているところにモネの父親参上。やっぱり良くも悪くも朝ドラだ。

68. お父さんだけではなくおじいちゃんも来ていた。おじいちゃんの牡蠣が金賞を受賞したという事での上京。モネはみーちゃんが来ない事に引っかかる。お姉ちゃんはずるい、以降会話がないのだろう。おじいちゃんはモネの出勤時には帰宅準備をしていて、お父さんは朝モネの職場見学へ。そこで朝岡さんを見かけて。

69. 壊れた展示を倉庫に運ぶ朝岡さんを手伝いながら世間話、からいきなり朝岡さんのトラウマと言うか過去の経験からの悩みの告白。人は土地に縛られているのではなく人の繋がりに縛られているのだと言う父親。自分に置き換えて、全く縛られない人生を送ってきているなと思いつつ、そんな縛りがあるの?とも思う。命の危険を盾にその土地から離れろと言うのは暴力、と朝岡さん。でも父親の言う通り自由にしろと言っても良いんじゃないかと。その二人の会話を聞くモネもきっとなんらかの呪縛があってそれから解かれようとしている感じ。つづく、って出てたけど毎回あったっけ?

70. 耕治の早とちりでもモネと菅波先生の関係は揺るぐ事なくむしろ少し固まったくらいで済んだ。そしてモネは中継キャスターを引き受ける事に。東京での顛末を聞いた亜哉子は未知を偵察に東京へ送る。未知のわだかまりも解消したっぽいし、来週は新たな展開か。

第15週

71. リハーサルでの不安を菅波先生に電話で伝えるモネ、その際の菅波先生の表情と言うか電話の声をもれなく聞き取ろうとするその様子がとてもリアルで良かった。本番ではうまくというかうますぎるモネ。人形を使ったアクション(口パク)だけはこれまでもやってきたにせよ、自分の話と合わせて動かすのはかなり高等テクなのでは、と変なところに関心。そして表舞台で活躍するお姉ちゃんを見て複雑な表情を見せる未知。この辺りも見逃せない。

72. モネの中継キャスターデビューは周りを大騒ぎにするが、みーちゃんの様子は相変わらず何かありそうな雰囲気。マリアンヌのモネに対する「図太いね」は個人的に無茶苦茶気に入った一言。今田美桜はこの路線がルックスと相まって最高な気がする。ただ可愛いだけじゃ他と区別つかないし。実家ではりゅうちんと父親が呼び出され、そこに老婦人が訪れる。恐らく奥さんの母親?

73. モネ、菅波先生それぞれ周りからまさに外堀を埋められていく感じ。ミナミさんの母親だったけど、気仙沼市と書かれた封筒を差し出した。理解していなかったけど、今までは行方不明として扱われていたのか。ほんと自分事として捉えていないことに呆れる。ドラマを自分事に捉える方が難しいけど、逆に言うと余りによその事扱いと言うか。そりゃ見つかってないんだから死んだとするのはおかしい訳で。で、それが関係しているのか、りょうちんがモネの前に現れ、これは色んな人が悲しいことになる予兆しかない。

74. りょうちんはやはりモネが好き?菅波先生と鉢合わせるのは既定路線だが、その二人のやりとりはなんとも。すーちゃんはすっかりおちゃらけキャラになってるし、みーちゃんはこれまたりょうちんに惚れてるのは間違いないけどなかなか距離を詰められず。そして様子がおかしかったりょうちん、気仙沼には帰ってないと。

75. ミナミさんの母親は死亡届を出したいという事だったがそれを聞いてシンジはまた酒に飲まれて暴れ警察沙汰に。それを知らされたりょうちんは行き場をなくしている、という状況だった。未知が電話するも出ずでもモネがすると出て、挙句全てやめたいと、そしてそれを告白できるのはモネだけだと。スピーカーホンで未知も聞いている状況の中切なすぎる。それぞれがそれぞれの想いをきっと分かっていて、でもその恋愛の話だけではなく、被災者として地元に残り続ける辛さもあるんだと言うことをモネは未知に直接言われてしまう。その事を一番気にかけてきたモネが一番言われたくない相手であろう道に言われてしまうのは過酷以外の何者でもなく。どうなってしまうのか。これで週末を過ごすなんて。

第16週

76. やはりと言うか当然先週から引き続きのモネと未知とりょうちんの三角関係は見ていて辛いだけ、バスで帰ると言うりょうちんを引き留めに行こうとするモネとすーちゃんに未知はりょうちんが会いたいのはモネだけ、と行かない宣言。すーちゃんも行かなくなり、モネは一人でりょうちんに会いに行く。そして順延となったデートの約束通り菅波先生が訪れ、未知は先生に状況をそのままプラス自分の思いまで含めて伝えてしまう。朝にしては辛い内容が続くけど、それも朝ドラか。

77. りょうちんを引き留め、銭湯に戻ると仙台の二人もやって来ていて来ていて幼なじみ集結と言ったところか。未知は帰ろうとするもその二人とりょうちんと一緒に帰れと説得するモネ。菅波先生の事はすっかり忘れていた事になっているがそんな事あるのか?で、談笑の中で島に戻ることが偉いのか?と言うすーちんの言葉にしーんとなるシーン、引きになってたけど一工夫欲しかったところ。と庵野vs松本対談の影響を早速出してみる。

78. 途中からりょうちんは起きていて、話に加わる。三生が泣きながら自分のこと、そして自分たちのことを話すシーンは感動した。当事者もその周りも避けてきた震災による心の痛み、共有できたのだろうか、モネとその仲間達で。全部ではなくとも少しでも共有できていた、そんな感じか。

79. ここのところずーっとりょうちんと未知とモネの一方通行的な三角関係が中心で重い空気が見ていて辛い。どうしようもない人の心。それは時間が解決するものなのか。でも変わるのも人の心。そうして日常でもドラマは生まれるから、ドラマの中では転機として使われるのだろうか。

80. とうとう二人の仲は距離は一気に近付いた。とてもドラマティックに。清原伽耶のその表情は素晴らし過ぎて離れるのが嫌だと言う辺りの繊細な表情の変化は見ていてドキドキさえする。りょうちんとの事もきちんと自分の心の内を伝えているし、今後の二人に期待大。何気に冒頭の龍巳さんとサヤカさんのやり取りも良かった。さてこの感想も次の区切りへ。

ドラマ『おかえりモネ』 61-

ドラマ『おかえりモネ』 41-

1‐20 21-40

第9週

41. 気象予報士合格おめでとう、モネ!3回で合格、は甘いのか凄いのか実力なのか菅波先生のおかげなのか分からないけど、ない話ではないので。素晴らしい。あの喜び興奮する様はあまりにリアルで目の大きさがアンバランスになる彼女の特徴もそのまま出ていてそういう意味でもリアルだった。これで菅波先生は東京へ戻ることを決意、だな。

42. さやかさんに気象予報士合格を言えないモネ。さやかさんは感づいていて菅波先生にもきくが黙秘。そんな中300年の樹齢を持つヒバの樹を切り倒す日がやってきた。これで一区切りなのか?

43. ヒバの伐採も終わり、さやかさんはモネが噓を言ったこと気付いてるよ、と話す。そりゃ勉強もしなくなっただろうし傍で見てりゃ気付くことが多いだろうに。菅波先生はその様子を見て、夜一人で悩むモネに温かい言葉をかける。モネは、さやかさんに噓を言ったのはさやかさんに言えなかっただけが理由ではなく、自身が怖い思いをしていたと。登米を離れ東京に行って登米に何かあってさやかさんに、、、と考えると震災を思い出すと。ここでようやくモネが島を離れたいと言い出した気持ちが語られる。少しずつ心情がうつろいゆく様子が細やかに描かれていて、朝ドラはそう言う部分が良いんだな、と。

44. ようやくさやかさんに本当の気持ちを伝えることができたモネ。一方菅波先生は東京と登米の往復生活を続けることに。さやかさんは改めて実家に帰って家族に自分の言葉で伝えてきなさい、と。

45. 酔いつぶれ、起きたら目の前が子供の頃の情景と重なり涙が。ここでもようやく東京へ行く事、なぜ島を離れたくなったか、の話を家族全員に伝えた。エンディングが違ったのはも、もしやオリンピック休みになってしまうの?と心配になりHPをのぞいたら単に東京編への移行、と言うことだったみたい。ほっ。

第10週

46. 今日から東京編。たつみさん?の紹介で決めた部屋は銭湯を改造したシェアハウス、バイト先の採用面接がこれから、そしてその面接先の下見にと出かけたら野坂さんにつかまっていきなりテレビ局へスタッフとして出かけていく。東京の目まぐるしさ、ドラマにありがちな唐突さ加減は想定内と言えばそうだけど、でもワクワクする感じはある。高岡早紀もこれまでの印象とガラッと変わった役で良さそう。

47. マリアンナの代役の準備は順調に進んでいたが、直前に緊急放送が入り気象コーナーはメインキャスターによる短縮版に差し替えとなり、代役はお流れに。マリアンナの表と裏の顔が一気に出てきてモネは困惑。今田美桜、顔も濃いけど演技も濃いな。そう言う役柄だろうけど。

48. マリアンナが本音を吐露する姿に圧倒され、帰宅すると今度はスーちゃんが住まいを失ってこまっていて、結果空きがあるということで一緒に住むことに。落ち着く暇もないまま、インフルで欠員が出たため補充としてまた深夜に呼び出され、バイトの面接も終わっていないのに2度目の出勤。テレビ関係ってこういうもん?

49. 高村さんに却下された仙台限定の暴風情報だったが、他のニュースネタがなくなったと言う事で2分天気コーナーに振られた。ってそんなことあるんか?でその中に暴風の可能性を知らせるネタを入れようと色々画策している様子。社長から押し付けられたコサメちゃんと傘イルカくんの登場。果たして。

50. コサメちゃんと傘イルカくんを使っての寸劇で花粉症から風の話につなげて強風の話題に。並行してモネの幼馴染たちの徹夜明け看板落下ニュースを朝岡さんに伝えるとそれを社会部に伝えて現地取材まで。なかなかの連係プレーでこう言うのを経験するとやめられなくなるんだろうなと想像できる。といろいろやっているうちにバイトは面接なしに採用決定。活躍ぶりを見れば明らかで下手な面接より良く把握できるよな、これだと。採用のお知らせを一番伝えたい菅波先生へのメッセージをコインランドリーでしたためてるうちに寝てしまったモネはそこに偶然来た先生に声かけられるも起きず、感動の再開は先送りに。でも、顔くらい見るよな、いや菅波先生の性格だと見ないのか。

第11週

51. 菅波先生への長文メッセージに対し一言頑張ってくださいの返答にむくれるモネ。バイト初日、Weather Expert 社の業務内容説明を野中さんから受けた後、モネは報道気象班アサキラチームの一員と告げられる。コサメちゃんと傘イルカくん担当らしい。午前2時起床で出社しようとすると風呂の方でひとの気配。まるでおばけ?的な雰囲気、映像が昔の朝ドラっぽかった。

52. 仕事が始まり、モネはマリアンナと組んで中継班に。週末にはすーちゃんが越して来て、恋愛話など。恋愛は距離、それはまさにその通り。みいちゃんとりょうちんの関係を心配する萌音だったが、自分は?と聞かれると。そして夜中にする音の正体が次には明らかになりそう。

53. 15分の連続ドラマに4分近くも前回の振り返りを入れてしまうのはどうかと。あれ?観る回間違った?と番号を確認するほどこの記憶力にかける俺でもそう思った。尺合わせ、的な事だろうか。夜中の物音は奥の部屋に引きこもっている40代?男性、らしく、すーちゃんは嫌がっているがモネはそもそもの条件が良すぎて出ていこうとはせず。とか言っているうちに夏になり、モネの見た目も若干変わり、マリアンナはより魅惑的に。そっち?

54. あれ?書いたはずだが。思い出せん。モネはネタとして水の危険ばかりをテーマに取り上げ続け、それを朝岡さんに意見されるも引き下がらない。被害に遭う人を未然に救いたいという思いはやはり震災の時に現場にいなかったその時の感覚がそうさせるよう。それを理解しつつも朝岡さんは視聴者からの水を怖がって海に行けない子供に困っていると言う母親からの便りを紹介。頑なだったモネに視界を広げさせる。で、相変わらずコインランドリーですれ違いそうになる菅波先生とは遂に再会を果たす、のだが、一言目になんか変なことを菅波先生が言ってしまったのだがなんだったか。モネの独り言に呼応して、その後納得いかないですね、と言ったのだった。明日はその続きかな。

55. 菅波先生が自分を緩めても良い、と言うとモネはやはり自分のせいで誰かに何かあったら、と言うことを心のどこかで気にかけているんだ、と心の内を吐露する。二人は良い感じになってきた。そして宇田川さんとの戸越の会話も。

第12週

56. 台風が最初から東北に直撃すると知って実家に連絡するモネ。みいちゃんの反応が微妙。で、なつさんのおじいちゃんが倒れ、それで慌てふためく様子を見てふとコインランドリーに菅波先生を探しに行くモネ。ちゃんといるのが素晴らしい。おかげで手当もされ問題もなかったがその様子をすーちゃんに見られ、菅波先生のことをしられてしまう。すーちゃんに取られてしまいそうな感じではあるが菅波先生はそう言うタイプでもないか。

57. 予測通り東北直撃の台風に備え、ニュースと同じ内容を事前に事前に実家や登米の人たちに知らせるモネ。それを聞いてお父さんはりゅうちんの父親に船を動かす手伝いを頼む。幼馴染みのやりとりの結果、りょうちん父は動く。わずか15分にこの感動を詰め込めるのは流石朝ドラ。実家からの連絡を受け、自分が役に立てたと喜ぶモネにマリアンヌがそれって人のためじゃなく自分のためだよね、と核心をつく指摘。今田美桜のこのキャラクタ、とても良い。スタイルなんかに目を奪われている場合じゃない。

58. 人のためって言いながら自分のためなのでは、の言葉に考え込むモネ。皆自分のために色々しているわけだから、その延長線上に人のためがあっても良いと思う。人の為だけに動けるのは素晴らしい。それが自分の益を含んでいようがいまいがそれは関係ない。そして鮫島さんというこれまた強烈なキャラが登場。朝岡さんは近々キャスター辞めるとか言うし。

59. お姉ちゃんずるい、モネがりょうちんから直接お父さんの話を聞いていたことを知ったみいちゃんの本音。鮫島さんのトレーニング姿は鬼気迫るものがあって、この女優只者ではない、と感じた。そして朝岡さんがスポーツ気象にこだわる背景は彼の過去にあった事も判明。

60. 鮫島さんのドクターサポートをお願いするために菅波先生に連絡をとったモネは、そこで「あなたのお陰で助かった」が麻薬だ、ってどう言う意味?って言うことをまた聞いた。返事をしづらい、でも伝えたくなってしまったのか、菅波先生はとても重い答えを伝える。行き着く先は自分のためだ、と結論づけている。そして、人の人生を奪ってしまった、って。

ドラマ『おかえりモネ』 41-